延命井

 当山に湧き出る霊泉・延命水は古くから山陽道へと続く防地街道を行く旅人の喉を潤してきたものです。泉質はラドン鉱泉の冷泉です。今日でも多くの人々がこの水を求めてやってきます。かの俳人・種田山頭火も当山に足を伸ばし、この水を飲んだといわれております。
 「延命井」と刻まれた石製の井桁の内側には水を利用していた町内有志・諸氏の名が刻まれており、彼らがこの井戸の管理に当たっていたことを裏付けるものであります。

 この井戸では毎年元日0:00に湧き出る水を「若水」といい、これを汲んで飲み、身体健全・無病息災を祈願する行事「若水汲み」を行っており、毎年多くの人々が参加くださいます。

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